【初心者向け】メタマスク(MetaMask)にトークン追加をする方法

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DeFi初心者さん

  • メタマスクに仮想通貨を送金したのに表示されない
  • コントラクトアドレスの調べ方を教えてほしい!
  • EtherscanやBscScanの使い方を知りたい

今回はこんな悩みを解決していきます。

取引所からメタマスクへ仮想通貨(=トークン)を送金したのに表示されなかったことってないですか?

僕自身、「メタマスクに送金した仮想通貨が表示されない!」と焦った経験が何度かあったので、メタマスクにトークンを追加する方法をまとめてみました。

先に結論をお伝えすると、表示されないトークンは以下の2ステップで表示させることができます。

先に結論

  1. 表示したいトークンのコントラクトアドレスを取得する
  2. 取得したコントラクトアドレスを使ってメタマスクにトークン追加する

コントラクトアドレスの取得方法についても、各チェーンごとに詳しく解説しますので、安心して読み進めていただければと思います。

それでは、やっていきましょう!

【重要】メタマスクのハッキング対策

補足:記事の信頼性について

やまぶー

以下の実績を持つ仮想通貨・DeFi投資家のやまぶー(@yama_booo)が解説します。
  • 仮想通貨・ビットコイン投資歴3年
  • 仮想通貨・DeFiの未来を信じて1,000万円以上を運用中
  • 自ら身銭を削って得た仮想通貨の知識を発信しています。詳しいプロフィールは「こちら」です。

メタマスクにトークン追加する方法

早速、トークンを追加する方法を解説していきます。

表示されないトークンを追加する手順は、以下の2ステップになります。

  1. 表示したいトークンのコントラクトアドレスを取得する
  2. 取得したコントラクトアドレスを使ってメタマスクにトークン追加する

ただ、①の「コントラクトアドレスを取得する」手順は、チェーンごとに微妙に異なるので、今回は、

  • ETHチェーン
  • BSC(バイナンススマートチェーン)
  • Polygon(ポリゴン)チェーン

の3つに分けて、トークンを追加する手順を解説していきます。

ETHチェーンのトークンをメタマスクに追加する方法


まずは、ETHチェーンのトークンを追加する手順です。

1.トークンのコントラクトアドレスを取得する

最初に、追加したいトークンのコントラクトアドレスを調べていきます。
ETHチェーンの場合、Etherscanというサイトを使用します。

①以下のリンクをクリックして、Etherscanにアクセスします。
Etherscanにアクセスする


②すると上記のような画面が開くので、赤枠の箇所に追加したいトークンを入力します。
今回は、例として「USDC」を検索してみます。


③入力すると、検索窓の下に候補が表示されます。その中から該当のトークンを探してクリックします。


④USDCのページが開いたら、赤枠部分にContract(=コントラクトアドレス)が表示されているのでコピーします。(アドレス右側の四角いアイコンをクリックするとコピーできます。)

以上で、コントラクトアドレスの取得は完了です。

2.メタマスクにトークンを追加

続いて、メタマスクにトークンを追加していきます。

①まずは、メタマスクにログインします。

②ログインしたら、今回は、ETHチェーンにトークンを追加したいので、赤枠部分が「イーサリアム メインネット」になっていることを確認します。


③続いて、「import tokens」をクリックします。


④画面が切り替わったら「カスタムトークン」をクリックします。


⑤一番上の、「トークン コントラクト アドレス」の欄に、先ほどコピーしたコントラクトアドレスを貼り付けます。


⑥「トークンシンボル」「トークンの10進数」については、自動的に入力されます。「トークンシンボル」に今回追加したい「USDC」と表示されていればOKです。


⑦問題なければ、画面下部の「Add Custom Token」をクリックします。


⑧最後に、「import tokens」をクリックします。以上でトークンの追加は完了です。


⑨メタマスクのトップページに戻ると「ETH」の下に「USDC」が表示されています。

BSC(バイナンススマートチェーン)のトークンをメタマスクに追加する方法


続いて、BSCのトークンを追加する手順です。
といっても、手順は先ほど解説したETHチェーンとほぼ一緒なので安心してください。

1.トークンのコントラクトアドレスを取得する

まずは、追加したいトークンのコントラクトアドレスを調べていきます。
BSCの場合、BscScanというサイトを使用します。

①以下のリンクをクリックして、BscScanにアクセスします。
BscScanにアクセスする


②すると上記のような画面が開くので、赤枠の箇所に追加したいトークンを入力します。
今回は、例として「CAKE」を検索してみます。


③入力すると、検索窓の下に候補が表示されます。その中から該当のトークンを探してクリックします。


④ CAKEのページが開いたら、赤枠部分にContract(=コントラクトアドレス)が表示されているのでコピーします。(アドレス右側の四角いアイコンをクリックするとコピーできます。)

以上で、コントラクトアドレスの取得は完了です。

2.メタマスクにトークンを追加

続いて、メタマスクにトークンを追加していきます。

①まずは、メタマスクにログインします。


②ログインしたら、今回は、BSCにトークンを追加したいので、赤枠部分が「Binance Smart Chain」になっていることを確認します。


③続いて、「import tokens」をクリックします。


④画面が切り替わったら「カスタムトークン」をクリックします。


⑤一番上の、「トークン コントラクト アドレス」の欄に、先ほどコピーしたコントラクトアドレスを貼り付けます。


⑥「トークンシンボル」「トークンの10進数」については、自動的に入力されます。「トークンシンボル」に今回追加したい「CAKE」と表示されていればOKです。


⑦問題なければ、画面下部の「Add Custom Token」をクリックします。


⑧最後に、「import tokens」をクリックします。以上でトークンの追加は完了です。


⑨メタマスクのトップページに戻ると「BNB」の下に「CAKE」が表示されています。

Polygon(ポリゴン)チェーンのトークンをメタマスクに追加する方法


最後に、Polygonチェーンのトークンをメタマスクに追加する手順です。

1.トークンのコントラクトアドレスを取得する

まずは、追加したいトークンのコントラクトアドレスを調べていきます。
Polygonチェーンの場合、polygonscanというサイトを使用します。

Polygonチェーンの場合、Polygonというサイトを使用します。

①以下のリンクをクリックして、polygonscanにアクセスします。
polygonscanにアクセスする


②すると上記のような画面が開くので、赤枠の箇所に追加したいトークンを入力します。
今回は、例として「USDC」を検索してみます。


③入力すると、検索窓の下に候補が表示されます。その中から該当のトークンを探してクリックします。


④USDCのページが開いたら、赤枠部分にContract(=コントラクトアドレス)が表示されているのでコピーします。(アドレス右側の四角いアイコンをクリックするとコピーできます。)
以上で、コントラクトアドレスの取得は完了です。

2.メタマスクにトークンを追加

続いて、メタマスクにトークンを追加していきます。

①まずは、メタマスクにログインします。

②ログインしたら、今回は、Polygonチェーンにトークンを追加したいので、赤枠部分が「Polygon Mainnet」になっていることを確認します。


③続いて、「import tokens」をクリックします。


④画面が切り替わったら「カスタムトークン」をクリックします。


⑤一番上の、「トークン コントラクト アドレス」の欄に、先ほどコピーしたコントラクトアドレスを貼り付けます。


⑥「トークンシンボル」「トークンの10進数」については、自動的に入力されます。「トークンシンボル」に今回追加したい「USDC」と表示されていればOKです。


⑦問題なければ、画面下部の「Add Custom Token」をクリックします。


⑧最後に、「import tokens」をクリックします。以上でトークンの追加は完了です。


⑨メタマスクのトップページに戻ると「MATIC」の下に「USDC」が表示されています。

コントラクトアドレスはCoinGeckoやCoinMarketCapでも取得可能


ちなみに、コントラクトアドレスは、

からでも、調べることができますので、その手順も紹介させていただきます。

CoinGeckoでコントラクトアドレスを取得する方法

①まずは、以下のリンクから、CoinGeckoにアクセスします。
CoinGeckoはこちら


②すると、上記のような画面が開くので、画面右上の検索窓にコントラクトアドレスを取得したいトークンを入力します。今回は「SLP」というトークンのコントラクトアドレスを取得してみたいと思います。


③「SLP」と入力すると候補が表示されるので、その中から「SLP」を選択します。


④SLPのページが開くと、赤枠の部分に「コントラクト」と表示があります。こちらがコントラクトアドレスになります。アドレスの横に表示されている四角いアイコンをクリックすればコントラクトアドレスをコピーすることができます。

コピーができたら、あとは、先ほど紹介した手順でメタマスクにトークン追加を行えばOKです。


⑤ちなみに、四角いアイコンの横のきつねマーク(メタマスクのロゴマーク)をクリックすると、もっと簡単にメタマスクにトークンを追加することができます。


⑥きつねマークをクリックすると、上記のようなポップアップが表示されるので、右下の「トークンの追加」をクリックします。


⑦クリックしても、CoinGeckoの画面上では特に変化がないのですが、メタマスクの画面を開くと上記のように「SLP」が追加されています。

かなり簡単にトークンが追加できるのでよかったら使ってみてください^^

CoinMarketCapでコントラクトアドレスを取得する方法

続いて、CoinMarketCapでコントラクトアドレスを取得する方法です。

①まずは、以下のリンクから、CoinMarketCapにアクセスします。
CoinMarketCapはこちら


②すると、上記のような画面が開くので、画面右上の検索窓にコントラクトアドレスを取得したいトークンを入力します。先ほどと同様に「SLP」のコントラクトアドレスを取得してみたいと思います。


③「SLP」と入力すると候補が表示されるので、その中から「SLP」を選択します。


④SLPのページが開くと、赤枠の部分に「コントラクト一覧」と表示があります。こちらがコントラクトアドレスになります。アドレスの横に表示されている四角いアイコンをクリックすればコントラクトアドレスをコピーすることができます。

コピーができたら、あとは、先ほど紹介した手順でメタマスクにトークン追加を行えばOKです。

ちなみに、現状、CoinMarketCapには、CoinGeckoのようにワンクリックでメタマスクにトークンを追加する機能はないです。

なので、サクッとトークン追加したいという方は、CoinGeckoを使うのがいいかなと思います。

【新機能!】送金すると自動でトークン追加されるように


また、最近では、メタマスクに送金すると自動でトークンが追加されるという新機能も追加されたので、その設定方法も紹介させていただきます。


①メタマスクの画面を開いたら、右上のアイコンをクリックします。


②続いて「設定」をクリックします。


③左側のメニューから「Experimental」をクリックします。


④するとこのような画面が開くので、赤枠部分を「オン」にすればOKです。(初期状態でオンになっていると思います。)

これまでは、新しいトークンをメタマスクに送金する度に、毎回手動でトークン追加しないと表示でできなかったのですが、この機能をオンにしておけば、自動でトークン追加してくれるのでかなり便利です^^

ただ、マイナーなトークンの場合は、自動でトークン追加されないケースもあるので、その場合は、記事前半で解説した方法でコントラクトアドレスから追加するようにしましょう。

メジャーな通貨であれば名前で検索してトークン追加も可能


続いて、名前で検索してトークンを追加する方法です。

上記の新機能が実装されたので、正直、使用するケースはほとんどないですが、一応、紹介だけしておきますね。

読み飛ばしちゃってもOKです!

①まずは、いつも通りメタマスクの画面を開きます。赤枠の「import tokens」をクリックします。


②するとこのような画面が開くので、追加したいトークンを検索窓に入力します。今回は、「USDC」と入力して検索してみます。


③検索結果に「USD Coin(USDC)」と表示されるので選択して「次へ」をクリックします。


④最後に、確認画面が表示されるので問題なければ、「Import tokens」をクリックします。
以上でトークンの追加は完了です。


⑤メタマスクのトップページに戻ると「ETH」の下に「USDC」が表示されています。

追加したトークンを非表示にする方法


最後に、トークンを非表示にする手順も解説しておきます。

ちなみに、この作業はトークンの「削除」ではなく「非表示」なので、誤って非表示にしてしまっても、もう一度トークンの追加作業を行えば、再度表示することはできますので安心してください。

今回は例として、先ほど、追加した「SLP」というトークンを非表示にしてみたいと思います。

①メタマスクの一覧から非表示にしたいトークンを選択します。


②トークン画面右上の赤枠で囲ったアイコンをクリックします。


③「SLPを非表示にする」をクリックします。


④確認画面が表示されるので、問題なければ「非表示」をクリックします。


⑤トークン一覧に戻り、対象の通貨が非表示になっていれば完了です。

まとめ:メタマスク(MetaMask)にトークンを追加する方法


この記事では、メタマスクにトークンを追加する方法を解説しました!

最後に内容をおさらいしましょう。

要点まとめ

  • メタマスクには簡単2ステップでトークンを追加できる
  • コントラクトアドレスはCoinGeckoやCoinMarketCapでも取得可能
  • 新機能の実装でメタマスクに送金したタイミングで自動的にトークンが追加されるように
  • 追加したトークンは非表示にすることもできる

ちなみに、今回、記事中で紹介した、以下のサイトは、今後、DeFiをやる中で何度も使うサイトになるのでブックマークしておくといいかなと思います^^

特に、CoinGeckoやCoinMarketCapは仮想通貨に関するあらゆる情報がまとまったサイトで、数千種類の仮想通貨の

  • 各通貨の時価総額
  • 現在の取引価格
  • 過去の価格推移

などを一覧で見ることができます。
まだ、使ったことがないという方は、是非、チェックしてみてください。

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本日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

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