DeFi初心者さん
- メタマスクってスマホアプリもあるの?
- メタマスクをスマホで使う方法を知りたい
- パソコンとスマホを同期したい!
今回はこんな悩みを解決していきます。
先日、パソコンでのメタマスクの使い方を解説しましたが、スマホ版の使い方も解説してほしい!というご要望を多くいただいたので、今回は、スマホ版メタマスクの使い方について徹底解説していきます。
なお、パソコンでメタマスクを使いたいという方は、以下の記事でかなり詳しく解説しているので、よかったら参考にしてみてください。
この記事でわかること
- メタマスクのスマホアプリをインストールする方法
- アプリの基本的な使い方(アドレスの確認、取引履歴の確認など)
- BSC(バイナンススマートチェーン)に接続する方法
- BSC以外のチェーンに接続する方法
- バイナンスからメタマスクに入金する方法
- メタマスクにトークンを追加する方法
- メタマスクからバイナンスに送金(出金)する方法
- パソコンのメタマスクと同期する方法
- スマホを機種変更した時に復元する方法
少し長い記事になっていますが、DeFiをする上で必要な知識がほぼ網羅されているので、是非、最後まで読んでみてください。
それでは、早速やっていきましょう。
【重要】メタマスクのハッキング対策
MetaMask(メタマスク)の登録方法
まずは、メタマスクの登録方法を解説していきます。
手順は以下の4ステップです。
- アプリをインストール
- ウォレットの作成
- 秘密鍵の保存
- 初期設定をする
順番に解説します。
手順①:アプリをインストール
まずは、スマホアプリをインストールしていきます。
iOS版アプリのダウンロードはこちら
Android版アプリのダウンロードはこちら
今回は、iPhoneを使って解説しますが、Androidでも基本的な手順は同じになりますので、お使いの端末に合わせて作業を進めてください。
①App Storeのアプリを立ち上げ、「metamask」と入力して検索をします。
②するとメタマスクのアプリがヒットするので、「入手」をタップします。
しばらくすると、アプリのダウンロードが完了するので、ダウンロードが完了したらアプリを開きます。
手順②:ウォレットの作成
アプリのインストールができたらウォレットを作成していきます。
①アプリを開くと上記のような画面が開くので、「開始」をタップします。
②続いて「新しいウォレットの作成」をタップします。
ちなみに、新しいウォレットを作成するのではなく、パソコンで使っているメタマスクをスマホに同期したいという場合には、「MetaMask拡張機能との同期」を選択すると同期することができます。
詳しい手順については、記事の後半で解説しているので参考にしてみてください。
スマホのメタマスクをPC版と同期する方法を確認する
③「同意します」をタップします。
④パスワード(最低8文字以上)を入力し、「パスワードの作成」をタップします。
このパスワードは次回以降ログインする際に必要になるので、忘れないようにメモをとるなどして保存しておいてください。
⑤動画が表示されるので、動画を観たら「開始」をタップします。
⑥続けて「開始」をタップします。
⑦「表示」をタップします。
⑧すると12個の英単語が表示されます。
これが、今回作成したウォレットの「シークレット リカバリー フレーズ」なります。
非常に重要なものなので、大切に保管するようにしましょう。
保管方法には、
- 紙に書く
- スクリーンショットを取り、印刷したものを保管する
- 内容をコピーし、自分のパスワード管理ソフト等で管理する
などがあります。ご自身に合った方法で保管するようにしてください。
なお、「シークレット リカバリー フレーズ」を他人に知られてしまうと、その人に勝手にウォレットを復元され、資産を抜き取られる可能性もあるので絶対に他人に見られないよう保存してください。
シークレット リカバリー フレーズを保存できたら「続行」をタップします。
⑨すると、このような画面になるので、先ほど保存したバックアップフレーズを、順番にタップして並べていきます。
⑩並べ終わったら、「バックアップの完了」をタップしてください。
⑪画面が切り替わったら「完了」をタップします。
⑫上記のような画面が表示されたらアカウントの登録は完了です。
手順③:秘密鍵の保存
ウォレットの作成が完了したら「秘密鍵」の保存も行ってください。
こちらも絶対に他人に見られないよう保存してください。
秘密鍵の確認は、以下の手順で行います。
①画面左上の三本線のアイコンをタップします。
②「設定」をタップします。
③「セキュリティとプライバシー」をタップします。
④少し下にスクロールすると「秘密鍵の表示」というボタンがあるのでタップします。
⑤先ほど設定したパスワードを入力します。
⑥すると秘密鍵が表示されるので、「シークレット リカバリー フレーズ」と同様に紙に書くなどして保存します。
手順④:初期設定する
登録が完了したら、いくつか初期設定を行います。
①通貨表示を日本円(JPY)にする
まずは、通貨の表示を日本円に切り替えてみます。
画面左上の三本線のアイコンをタップします。
「設定」をタップします。
「一般」をタップします。
赤枠で囲んだ部分をタップします。
すると通貨の一覧が表示されるので「JPY」を選択します。
ホーム画面に戻ると、通貨の表示が¥マークに変わっています。
②言語の変更
続いて、言語の設定です。
おそらく、初期状態で日本語になっているかと思いますが、万が一、日本語になっていない場合は、以下の手順で言語の変更が可能です。
画面左上の三本線のアイコンをタップします。
「Settings」をタップします。
「General」をタップします。
赤枠で囲んだ部分をタップします。
すると言語の一覧が表示されるので「Japanese」を選択します
③Face IDでサインイン
最後に、Face IDでサインインができるようにサインインします。
こちらも、初期状態で「オン」になっているかと思いますが、オフになってしまっている場合は、以下の手順でFace IDでのサインインを有効にできます。
画面左上の三本線のアイコンをタップします。
「設定」をタップします。
「セキュリティとプライバシー」をタップします。
少し下にスクロールすると「Face IDでサインインしますか?」と表示されているので、その下のボタンをタップします。
パスワードを入力して「確認」をタップします。
MetaMask(メタマスク)の基本的な使い方
続いて、メタマスクの基本的な使い方を解説していきます。
自分のアドレスを確認する方法
まずは、自分のアドレスを確認する方法です。
アドレスは、ウォレットに仮想通貨を送る際に必要になるので、どこで取得できるか確認しておきましょう。
といっても手順は簡単で、メタマスクを開いたら、画面上部の赤枠で囲んだ部分をクリックすれば、アドレスをコピーすることができます。
アドレスは、アルファベットと数字が組み合わさっためちゃめちゃ長い文字列になっているはずです。
トランザクション履歴の確認
次に、トランザクション履歴(=取引履歴)を確認する方法です。
以下の手順で、入金や出金、ハーベストなどの取引履歴を確認できます。
画面左上の三本線のアイコンをタップします。
トランザクション履歴をタップします。
するとトランザクションの履歴を表示することができます。
(テスト用に作ったウォレットなので、1つも履歴は表示されていませんが、、、)
メタマスクからログアウトする方法
最後に、ログアウトする方法も確認しておきましょう。
画面左上の三本線のアイコンをタップします。
左下の「ログアウト」をタップします。
上記のような画面になればログアウト完了です。
MetaMask(メタマスク)にBSC(バイナンススマートチェーン)を設定する方法
メタマスクの基本的な使い方が理解できたところで、次はBSCに接続するための設定をしていきます。
多くのDeFi初心者の方が、「パンケーキを焼く」ところからDeFiを始めると思いますので、一緒にBSCに接続する方法を確認していきたいと思います。
①まずは、画面左上の三本線のアイコンをタップします。
②「設定」をタップします。
③「ネットワーク」をタップします。
④「ネットワークの追加」をタップします。
⑤今回は、BSCに接続したいので、下記のBSCのネットワーク設定値を入力していきます。
BSCのネットワーク設定
- ネットワーク名:Binance Smart Chain
- 新規RPC URL:https://bsc-dataseed.binance.org/
- チェーンID:56
- 通貨記号:BNB
- ブロックエクスプローラーのURL:https://bscscan.com/
⑥入力ができたら「追加」をタップします。
⑦赤枠で囲んだ部分に「Binance Smart Chain」と表示されていれば設定完了です。
⑧再び「Ethereum Main Network」に切り替えたい場合は、画面上部の「Binance Smart Chain」をタップして、ネットワークの中から「Ethereum Main Network」をタップすればOKです。
MetaMask(メタマスク)でBSC以外のネットワークを追加する方法
ちなみに、BSC以外のチェーンについても、「ネットワーク設定値」を変更すれば、上記とまったく同じ手順でネットワークを追加することができます。
以下に、主要チェーンのネットワーク設定値をまとめておきますので、BSC以外のチェーンにも接続したいという方は、以下を参考にネットワーク設定を行ってみてください。
Polygon(旧Matic)チェーンのネットワーク設定
Polygonチェーンのネットワーク設定
- ネットワーク名:Polygon Mainnet
- 新規RPC URL:https://polygon-rpc.com/
- チェーンID:137
- 通貨記号:MATIC
- ブロックエクスプローラーのURL:https://polygonscan.com/
Avalancheチェーンのネットワーク設定
Avalancheチェーンのネットワーク設定
- ネットワーク名:Avalanche C-Chain
- 新規RPC URL:https://api.avax.network/ext/bc/C/rpc
- チェーンID:43114
- 通貨記号:AVAX
- ブロックエクスプローラーのURL:https://cchain.explorer.avax.network/
Fantom(FTM)チェーンのネットワーク設定
Fantom(FTM)チェーンのネットワーク設定
- ネットワーク名:Fantom Opera
- 新規RPC URL:https://rpc.ftm.tools/
- チェーンID:250
- 通貨記号:FTM
- ブロックエクスプローラーのURL:https://ftmscan.com/
また、「KCC」や「Harmony」など、もう少しマイナーなチェーンについては、以下の記事で設定値を紹介しているので参考にしてみてください。
なお、最近話題のSolanaチェーンについては、メタマスクから接続できないので注意してください。
Solanaチェーンに接続するには、別途、Solana専用のウォレットが必要になります。
僕が使っているPhantomウォレットの使い方については、「【Solana用】Phantom Wallet(ファントム ウォレット)の使い方を徹底解説!【完全マニュアル】」で解説していますので、よかったら参考にしてみてください。
MetaMask(メタマスク)に入金する方法
BSCの設定が完了したら、いよいよメタマスクに仮想通貨を入金していきます。
ここでは、バイナンスからメタマスクへBNBを入金してみたいと思います。
手順は以下の3ステップです。
- バイナンスでBNBの出金画面にアクセスする
- メタマスクの送金アドレスを取得する
- バイナンスで出金手続きをする
順番に解説していきます。
手順①:バイナンスでBNBの出金画面にアクセスする
まずは、バイナンスのスマホアプリを開きます。
アプリを開いたら、画面右下の「ウォレット」をタップします。
画面が切り替わったら「出金」をタップします。
すると画面上部に検索窓が表示されるので、
検索窓に「bnb」と入力します。検索窓の下にBNBが表示されるのでタップします。
手順②:メタマスクの送金アドレスを取得する
次に、メタマスクのスマホアプリを開きます。
ネットワークがBSC(バイナンススマートチェーン)になっていない場合は、赤枠で囲んだ部分をタップします。
すると上記のようなポップアップが表示されるので、「Binance Smart Chain」をタップします。
ネットワークがBSCに切り替わったことを確認します。
赤枠で囲んだ部分をタップして、アドレスをコピーします。
手順③:バイナンスで出金手続きをする
バイナンスの画面に戻り、アドレスの欄に貼り付けます。
続いて、ネットワークが「BSC Binance Smart Chain (BEP20)」になっていることを確認します。
出金額に送金したい金額を入力します。今回は、最小額の「0.1BNB」を送金してみたいと思います。
受取額が正しいことを確認し問題なければ「出金」をタップします。
※ネットワーク手数料(=送金手数料)として「0.0005BNB」が差し引かれた金額が、受取額になるので注意してください。
上記のようなポップアップが表示されたら「承認」をタップします。
メール認証コードと2段階認証の認証コードを入力して、「提出」をタップします。
最後に上記のような画面が表示されれば、出金は完了です。
しばらくすると、メタマスクにBNBが着金します。
以上で、バイナンスからメタマスクへの送金は完了です。おつかれさまでしたm(_ _)m
MetaMask(メタマスク)にトークン追加する方法
続いて、トークンの追加方法を解説します。
初期状態では、メタマスクのトップ画面に「BNB」しか表示されていないと思います。
これを知らないと、「バイナンスからBUSDを送金したのに、全然メタマスクに表示されない!」「パンケーキスワップでCAKEを収穫したのにメタマスクに反映されない!」といった事態に陥りますので、必ず以下の手順でトークンを追加するようにしましょう。
今回は、例として、BUSDをトークン追加してみたいと思います。
手順は、以下の2ステップになります。
- 表示したいトークンのコントラクトアドレスを取得する
- 取得したコントラクトアドレスを使ってメタマスクにトークン追加する
順番に解説します。
手順①:表示したいトークンのコントラクトアドレスを取得する
①まずは以下のリンクから、BscScanにアクセスします。
BscScanにアクセスする
するとこのような画面が開くので、
検索窓に「busd」と入力します。すると、一番上に「busd」が表示されるのでタップします。
BUSDのページが開いたら、少し下にスクロールします。
すると「Contract:」の下に「0x〜」から始まる長い文字列が表示されます。こちらが「コントラクトアドレス」になるのでになるので、アドレスの右側にあるアイコンをクリックしてコピーします。
手順②:取得したコントラクトアドレスを使ってメタマスクにトークン追加する
続いて、メタマスクを開いて、赤枠で囲んだ「トークン追加」をタップします。
「トークン追加」をタップする前には、必ずネットワークが「Binance Smart Chain」になっていることを確認してください。
上記のような画面が表示されるので、先ほど、BscScanでコピーしたコントラクトアドレスを一番の「トークン アドレス」に貼り付けます。
その下の「トークンシンボル」「トークン桁数」については自動的に入力されます。トークンシンボルに今回追加したい「BUSD」と表示されていることを確認し、「トークンの追加」ボタンをクリックします。
アプリのトップ画面に戻ると、BNBの下にBUSDが追加されています。以上で、トークンの追加は完了です。
CAKEなど他の通貨も同様の手順で追加できるので、必要に応じてメタマスクにトークンを追加してみてください。
MetaMask(メタマスク)からバイナンスに送金(出金)する方法
最後にDeFiからの帰り道として、メタマスクからバイナンスに送金する方法についても紹介させていただきます。
手順は以下のとおりです。
- バイナンスの入金用アドレスを確認する
- メタマスクから送金手続きをする
今回は、BNBの送金手順を紹介しますが、CAKEやBUSDなど、その他の通貨も同様の手順で送金できます。
ご自身の送金したい通貨に置き換えて作業を進めていただければと思います。
手順①:バイナンスの入金用アドレスを確認する
①まずは、バイナンスのスマホアプリを開きます。
②アプリを開いたら、画面右下の「ウォレット」をタップします。
③画面が切り替わったら「入金」をタップします。
④すると画面上部に検索窓が表示されるので、検索窓に「bnb」と入力します。検索窓の下にBNBが表示されるのでタップします。
⑤ネットワークの選択画面が表示されるので、「Binance Smart Chain(BEP20)」を選択します。
⑥入金用アドレスが表示されるので、アドレスの右側のコピーマークをクリックしてコピーします。
これで、入金用のアドレスがコピーできました。
続いて、メタマスクでの送金手続きに進みます。
手順②:メタマスクから送金手続きをする
①メタマスクのスマホアプリを起動し、画面中央の「送金」をクリックします。
②上記のような画面が表示されるので、赤枠で囲んだ「To:」の欄に先ほどコピーしたバイナンスの入金アドレスを貼り付けます。
③アドレスを貼り付けたら「次へ」をタップします。
④続いて、送金したい金額を入力します。右上の「最大を使用」をタップすると送金できるMAXの金額を設定することができます。
送金時にはガス代が発生するので、ガス代分のBNBはメタマスクに残しておく必要があります。
⑤金額を入力したら「次へ」をタップします。
⑥内容に問題なければ「送金」をタップします。
⑦バイナンスの画面に戻って入金状況を確認します。
先ほどまで開いていた入金画面の右上にある時計マークのアイコンをタップすると入金履歴を確認することができます。
⑧すると上記のような画面が表示されるので、ここで入金状況を確認することができます。
先ほどメタマスクから送金した「0.099395 BNB」が入金していることがわかります。
ステータスが「Completed(=完了)」になっていれば入金が完了したという意味になります。
⑨また、各入金履歴をタップするとポップアップが表示され、入金の詳細を確認することもできます。
⑩メタマスクの表示も「0 BNB」に変わっており、全てのBNBが送金されていますね。
以上でメタマスクからバイナンスへの送金は完了です。
おつかれさまでしたm(_ _)m
スマホのメタマスクをPC版と同期する方法
ちなみに、既にパソコンでメタマスクを使っているという方は、スマホ版のメタマスクと同期することもできます。
同期する場合、以下の2パターンで手順が異なります。
ご自身の状況に合わせて同期をしてみてください。
- パターン1:スマホアプリをインストールしてすぐに同期する場合
- パターン2:スマホアプリを利用していて途中からPC版を同期したくなった場合
順番に解説します。
パターン1:スマホアプリをインストールしてすぐに同期する場合
①メタマスクのスマホアプリをインストールして、アプリを立ち上げると上記のような画面になるので「開始」をタップします。
②「MetaMask拡張機能との同期」をタップします。
③「同意します」をタップします。
④すると上記のような画面になるので、一旦、パソコンからメタマスクを開きます。
⑤パソコン版メタマスクを開いたら、右上のアイコンをクリックして、続けて「設定」をクリックします。
⑥「詳細」をクリックします。
⑦「モバイルとの同期」をクリックします。
⑧パスワードを入力して「次へ」をクリックします。
⑨すると、QRコードが表示されるので、スマホでコードを読み込みます。読み込みが完了すれば、PCとの同期は完了です。
パターン2:スマホアプリを利用していて途中からPC版を同期したくなった場合
次に、途中からパソコンで使っていたメタマスクを同期したくなった場合ですが、その場合は、「インポート機能」を使います。
インポート機能を使った同期の手順は以下の2ステップです。
- パソコン版メタマスクで秘密鍵を取得する
- スマホアプリからアカウントをインポートする
順番に解説します。
1.パソコン版メタマスクで秘密鍵を取得する
①まずは、パソコン版のメタマスクを起動して、右上の三点アイコンをクリックします。
②「アカウントの詳細」をクリックします。
③ポップアップが表示されたら「秘密鍵のエクスポート」をクリックします。
④パソコン版メタマスクのパスワードを入力し、確認をクリックします。
⑤すると、秘密鍵が表示されるので、コピーします。
2.スマホアプリからアカウントをインポートする
①続いて、スマホ側でパソコン版メタマスクのアカウントをインポートしていきます。まずは、アプリを起動して、画面左上の三本線のアイコンをタップします。
②赤枠で囲んだアカウント名をタップします。
③「アカウントのインポート」をタップします。
④すると上記のような画面が開くので、先ほどコピーした秘密鍵を貼り付けます。
⑤秘密鍵を貼り付けたら「インポート」をタップします。
⑥上記のような画面が表示されればインポート完了です。
スマホを機種変更した時に復元する方法
また、
- スマホを機種変更した
- スマホを紛失してしまった
- アプリを間違えて削除してしまった
といった場合には、以下の手順でメタマスクを復元することができます。
特に、スマホを紛失してしまった場合や、アプリを削除してしまった場合は、焦ってしまうかもしれませんが、一旦、落ち着いて以下の手順で復元作業を進めましょう。
①まずは、機種変更後のスマホにメタマスクのアプリをインストールします。
アプリをインストールする手順については、この記事の一番最初で解説してるので、もしインストール手順がわからない場合はそちらを参考にしてください。
アプリのインストール手順を確認する
②アプリを立ち上げると上記のような画面になるので「開始」をタップします。
③「シークレット リカバリー フレーズを使用してインポートする」をタップします。
④「同意します」をタップします。
⑤すると上記のような画面になるので、一番上に「シークレット リカバリー フレーズ」を入力します。
紙に書いたり、スクショを撮ったりして保管してあるかと思いますので、英単語を順番通りに入力していきます。※単語と単語の間は半角のスペースを空けて下さい。
⑥次にパスワードを入力します。こちらは新しいパスワードを設定してOKです。
⑦シークレット リカバリー フレーズとパスワードを入力したら「インポート」をタップします。
と
⑧以上でウォレットの復元は完了です。
なお、ネットワークの設定や追加したトークンの情報は復元されないので注意が必要です。
特にトークンが表示されないと、一瞬、「資産がなくなった!」と焦るかもですが、なくなったわけではなく表示されていないだけなので、再度、ネットワークの設定やトークン追加を行えば大丈夫です。
ネットワークの設定方法やトークン追加の手順についても、この記事の前半で解説しているので、よかったら参考にしてみてください。
よくある質問
シードフレーズ(パスフレーズ)を忘れちゃったんだけど、確認する方法ってあるの?
シードフレーズ(パスフレーズ)は、メタマスク上では「シークレット リカバリー フレーズ」と呼ばれ以下の手順で確認することができます。
①画面左上の三本線のアイコンをタップします。
②「設定」をタップします。
③「セキュリティとプライバシー」をタップします。
④赤枠で囲んだ「シークレット リカバリー フレーズを公開する」をタップします。
⑤パスワードを入力して「次へ」をタップします。
⑥「シークレット リカバリー フレーズ」が表示されます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)にはどうやって接続すればいいの?
スマホアプリからでも以下の手順でPancakeSwapに接続することができます。
①まずは、ネットワークがBSC(Binance Smart Chain)になっていることを確認し、画面左上の三本線のアイコンをタップします。
②「ブラウザー」をタップします。
③すると上記のようにアプリ内でブラウザが立ち上がるので、
④検索窓に「pancakeswap」と入力して検索します。
⑤検索結果から、PancakeSwapのサイトを探してタップします。
ちなみに、フィッシング詐欺サイトが検索にヒットする場合もあるので、必ずURLが「https://pancakeswap.finance/」となっていることを確認してください。
⑥PancakeSwapのサイトのアクセスすると上記のような画面になるので、右上の「Connect Wallet」をタップします。
⑦メタマスクを選択します。
⑧「接続」をタップします。先ほどまで「Connect Wallet」と表示されていたところに、お財布のアイコンが表示されれば接続完了です。
まとめ:MetaMask(メタマスク)のスマホアプリの使い方
この記事では、メタマスクのスマホアプリの使い方を解説しました!
最後に内容をおさらいしましょう。
要点まとめ
- メタマスクはスマホでも使える
- iOS、Androidともにスマホアプリがある
- パソコン版と同様にBSCなどETHチェーン以外のネットワークにも接続できる
- バイナンスから簡単に入金ができる
- パソコン版のメタマスクと同期することも可能
- スマホを機種変更してもシードフレーズがあれば復元できる
少し長い記事になってしまいましたが、この記事を参考に上から順番に作業を進めていただければ、間違いなくスマホでもメタマスクを使えるようになります。
初めてメタマスクのようなウォレットを触る方にとってはかなりハードな内容だと思いますが、ここさえ乗り越えれば、DeFiデビューが待っているので、諦めずに頑張ってください!
また、メタマスクに仮想通貨を入金するには、
- 国内取引所に日本円を入金して仮想通貨を買う
- 国内取引所からバイナンスへ仮想通貨を送る
- バイナンスからメタマスクに送金する(この記事で解説)
という3ステップを踏む必要があります。
すべてのスタート地点は国内の仮想通貨取引所になるので、まだ、国内取引所の口座を持っていないという方は、サクッと口座を作ってしまいましょう。
以下に、僕がメインで使っているコインチェックのリンクを貼っておきますね。以下のリンクから10分ほどで口座開設できるので、ご活用ください。
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メタマスク関連記事
本日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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