【DeFi入門】PancakeSwap(パンケーキスワップ)ファーミングのやり方を専門用語なしで解説

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DeFi初心者さん

  • パンケーキスワップでファーミングに挑戦したいな。
  • ファーミングのやり方を教えてください。

今回はこんな悩みを解決していきます。

本記事の内容

  • パンケーキスワップでファーミングを始める手順
  • ファーミングを解除する方法
  • ファーミングのリスクについて
  • おすすめのペアについて

この記事では、PancakeSwap(パンケーキスワップ)に流動性を供給(LP:Liquidity Provider)してCAKEを収穫する方法についてわかりやすく解説していきます。

初心者の方でも理解しやすいように、画像をたっぷり使って解説していきますので、是非、記事を読みながら実践してみてください。

それでは、早速やっていきましょう!

パンケーキスワップ完全ガイド(初心者向け)

これからパンケーキスワップを始めてみたいという方は、こちらの記事も参考になります。

補足:記事の信頼性について

やまぶー

以下の実績を持つ仮想通貨・DeFi投資家のやまぶー(@yama_booo)が解説します。
  • 仮想通貨・ビットコイン投資歴3年
  • 仮想通貨・DeFiの未来を信じて1,000万円以上を運用中
  • 自ら身銭を削って得た仮想通貨の知識を発信しています。詳しいプロフィールは「こちら」です。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングを始める手順


それでは、早速、PancakeSwap(パンケーキスワップ)に流動性を供給(LP:Liquidity Provider)してCAKEを収穫する方法について解説していきます。

ちなみに、今回は、「BUSD-BNB」のペアで流動性を提供していきます。

片方がステーブルコインなので、ミドルリスクくらいのペアですね。ファーミングのリスクについては記事の後半で詳しく解説しているので、よかったら参考にしてみてください。

手順は、以下の4ステップです。

  • ステップ①:流動性を提供するペアを決める
  • ステップ②:流動性を供給する数量を指定する
  • ステップ③:作ったLPトークンをステーキングする
  • ステップ④:たまったCAKEをハーベスト(収穫)する

順番に解説していきます。

ステップ①:流動性を提供するペアを決める


①まずは、パンケーキスワップにアクセスして、画面左上の「Trade」から「Liquidity」を選択します。


②「+Add Liquidity」ボタンをクリックします。


③すると上記のような画面になるので、赤枠で囲んだ「Select a currency」をクリックします。


④今回は、「BUSD-BNB」のペアでLPトークンを作成したいので、1つ目の通貨に「BUSD」を選択します。


⑤次に、下の欄の「Select a currency」をクリックします。


⑥2つ目の通貨に「BNB」を選択します。


⑦上にBUSD、下にBNBが選択されればOKです。

ステップ②:流動性を供給する数量を指定する


①続いて、流動性を供給する数量を指定していきます。

今回は、ウォレットに入っているすべての「BUSD」を使ってLPトークンを作成したいので、MAXをクリックします。もちろん、自分で好きな数量を入力してもOKです。


②BUSDの数量を指定すると、BUSDとBNBの割合が1:1になるように自動的にBNBの数量が入力されます。


③BNBの数量が入力されたのを確認したら「Enable BUSD」をクリックします。


④すると、トランザクション手数料が表示されるので、内容を確認して「確認」ボタンをクリックします。


⑤しばらくすると、赤枠で囲んだ部分に「Supply」ボタンが表示されるのでクリックします。


⑥内容を確認して、「Confirm Supply」をクリックします。


⑦ガス代を確認して「確認」ボタンをクリックします。


⑧「Close」をクリックします。これでパンケーキスワップに流動性を提供することができました!


⑨先ほどの画面を少し下にスクロールすると、「LP tokens in your wallet」という表示があります。

これは、パンケーキスワップに流動性を提供した証明として、「BNB-BUSD LP」というLPトークンがもらえたという意味です。

次のステップでは、このもらったLPトークンを「Farms」にあずけて、CAKEを報酬としてもらえるようにしていきます。

ステップ③:作ったLPトークンをステーキングする


①画面左上の「Earn」から「Farms」をクリックします。


②今回は、「BUSD-BNB」のペアを預けたいので、上から2番目の「BUSD-BNB」をクリックします。


③なお、自分が預けたいペアが見つからない場合は赤枠の検索窓から探すこともできます。


④続いて「Enable」ボタンをクリックします。


⑤発生するトランザクション手数料が表示されるので、内容を確認して「確認」ボタンをクリック。


⑥しばらくすると、「Stake LP」の表示に変わるのでクリックします。


⑦ウォレットに入っているすべてのLPトークンを預けたいのでMAXをクリックします。


⑧続けて「Confirm」をクリックします。


⑨ガス代を確認して「確認」ボタンをクリックします。


⑩上記のように「Staked!」と表示されれば、LPトークンのステーキングは完了です。


⑪赤枠で囲んだ部分に「16.548」と表示されており、先ほど作成したLPトークンをすべてステーキングできていることがわかります。

ステップ④:たまったCAKEをハーベスト(収穫)する

しばらくすると、CAKEが貯まっていくので、ある程度たまったら収穫してファーミング報酬をもらいましょう。

①Farmsの画面を開いて「Harvest」をクリックします。


②発生する手数料が表示されるので、確認して「確認」ボタンをクリックします。

注意

なお、ハーベストする際にもガス代は発生します。頻繁にハーベストしすぎると、手数料負けしちゃうので要注意です。運用している金額にもよりますが、少額であれば「週1」くらいのペースでハーベストするのがいいかなと思います。


③赤枠で囲んだ部分に「Harvested!」と表示されればOKです。


④念の為、たまっていたCAKEが「0.000」になっていることも確認しておきましょう。

これで、ハーベスト完了です。おつかれさまでした!

ちなみに、ハーベスト(収穫)したCAKEは単体ステーキングに回すことで、複利でCAKEを増やすことができます。

単体ステーキングのやり方については、以下の記事で解説しているので、是非チャレンジしてみてください。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングを解除する方法


ファーミングを解除するのは少し先の話になるかもですが、頭に入れておくことで、いざという時に焦らず対応できると思います。

ファーミングの解除方法については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

ファーミングのリスクについても理解しよう


ファーミングには、当然リスクもあるので、どのようなリスクがあるかについても触れておきます。

ファーミングのリスクは大きく2つです。

  • リスク①:仮想通貨の価値が下がるリスク
  • リスク②:インパーマネントロス

また、これは大前提ですが、パンケーキスワップ自体のリスク(ハッキング・システムバグ)もあります。

パンケーキスワップについては、僕自身も信頼しているプロジェクトですが、DeFiの世界に絶対はないので、必ず余剰資金の範囲で投資するようにしてくださいね。

リスク①:仮想通貨の価値が下がるリスク

今回は例として「BUSD-BNB」のペアで流動性を提供しましたが、BNBの価格は常に変動しており、価格が下落するリスクがあります。

万が一、BNBの価格が暴落した場合、ファーミングでコツコツ積み上げてきた利益が一瞬で吹っ飛ぶみたいな可能性も全然あります。

下落率によっては、最悪マイナスになるなんてこともあり得るので、初心者の方は、肝に銘じてファーミングを始めるようにしましょう。

マイナスになるのは絶対に嫌だ!という方は、利率は下がってしまいますが、ステーブルコイン同士のペアでファーミングを始めてみるのがおすすめです。

リスク②:インパーマネントロス

もう一つが、インパーマネントロスです。

インパーマネントロスとは、超簡単に言うと「ファーミングせずに普通に仮想通貨を持ってた方が儲かってた・・・」という損失のことです。

具体的に、どんな感じで損失が発生するかというと、以下の通りで、

1.25倍の価格変動 = 0.6%の損失
1.50倍の価格変動 = 2.0%の損失
1.75倍の価格変動 = 3.8%の損失
2倍の価格変動 = 5.7%の損失
3倍の価格変動 = 13.4%の損失
4倍の価格変動 = 20.0%の損失
5倍の価格変動 = 25.5%の損失
引用元:変動損失の説明 | Binance Academy

価格の変動が大きくなればなるほど、損失も大きくなるイメージです。

とはいえ、価格が4倍とか5倍になることなんて滅多にないので、とりあえず初心者の方は、「2倍になったら大体5%くらい損失が出るのか・・・」くらいの感じで頭に入れておけばOKです。

また、以下のサイトを使うとインパーマネントロスを確認できるので、不安な方は、定期的にチェックしつつ運用するのがおすすめです。
ApeBoard

PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングする際のおすすめペア


最後に、ファーミングする際のおすすめペアについても解説します。

おすすめと言ってもその人のリスク許容度によっておすすめできるペアは異なるので、今回は、

・ローリスク・ローリターン
・ミドルリスク・ミドルリターン

の2パターンに分けて、おすすめペアを紹介します。

なお、あくまでも個人的評価ですので、投資するかは各自の判断でお願いしますm(_ _)m

ローリスク・ローリターン

ステーブルコイン同士のペア

  • USDC-BUSD
  • USDT-BUSD
  • VAI-BUSD

ステーブルコイン同士のペアは基本、どちらも価格変動がないので、かなり安心して運用ができます。

価格が暴落する心配もないですし、インパーマネントロスが発生するリスクもないので、シンプルにファーミングによる利益だけを狙うことができます。

利率はどのペアも1ケタ代で少し物足りない感じもしますが、それでも5%前後は出るので、貯金してるだけよりよっぽどマシです。

リスクは取りたくないけど、DeFiにもチャレンジしてみたい!といった方は「ステーブルコイン同士のペア」から始めてみるのがおすすめです。

ミドルリスク・ミドルリターン

片方がステーブルコインのペア

  • BUSD-BNB
  • USDT-BNB
  • BTCB-BUSD
  • ETH-USDC

ステーブルコイン同士だとちょっと物足りない、もう少しリスクを取ってもいいかなという方は、片方がステーブルコインのペアがおすすめです。

僕も、メインの資金は「BUSD-BNB」ペアで運用しています。

片方がステーブルコインのペアだと利率が大体20%ほどになるので、100万円入れれば年間20万円ほど稼げます。

毎月2万円くらいの不労所得が入ってくる計算になるので、けっこうテンション上がりますよね。

ある程度、リスクマネジメントしながら、ファーミングの楽しさも味わいたいという方は、「片方がステーブルコインのペア」から始めてみるのがおすすめです。

まとめ:パンケーキスワップでファーミングする方法


この記事では、パンケーキスワップでファーミングする方法を解説しました。

最後に内容をおさらいしましょう。

パンケーキスワップでファーミングする手順

  • ステップ①:流動性を提供するペアを決める
  • ステップ②:流動性を供給する数量を指定する
  • ステップ③:作ったLPトークンをステーキングする
  • ステップ④:たまったCAKEをハーベスト(収穫)する

ファーミングする手順は、基本どのDEXでも同じです。

今回はパンケーキスワップを例に解説しましたが、

・Uniswap(ユニスワップ)
・Raydium(レイディウム)

など、メジャーなDEXでも同じ手順でファーミングができます。

ファーミングができるようになると、一気にDeFiが楽しくなるので、この記事を参考にしつつ、是非実践してみてください!

パンケーキスワップ完全ガイド(初心者向け)

これからパンケーキスワップを始めてみたいという方は、こちらの記事も参考になります。

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本日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

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